魚の引越し
平成19年の夏、転職に伴い引越しをすることになりました。
埼玉県から長野県という、近くはないが遠すぎる距離でもない・・・季節は真夏・・・などなど、
試行錯誤の上、次のような手順で魚の引越しを決行した!
(自分の引越しと魚の引越しが別の日なので、魚の引越し日を基準に書いています)
引越しデータ | @距離・・・約220キロ(埼玉県〜長野県) A気温・・・真夏のため30度オーバー B時間・・・片道4時間を見込む(通常時3時間30分〜4時間) C条件・・・転居先で同じ水槽を使用する |
前準備 (1週間前) |
@空いてる90cmと60cmの水槽と、使用中の濾材の一部を、長野へ持ち込み、仮水槽として水作り開始。 Aすぐに埼玉へ戻り、クーラーボックス2個(大小)、釣り用の乾電池式エアポンプ1個、ランディングネットを準備。 B輸送時や輸送直後の水質・体調維持のため、魚達の餌抜きを開始。 |
当日 | @ランディングネット、魚網を使い、魚達をクーラーボックスへ入れる。 魚は、その大きさでクーラーボックスの大小に分け、水の量は1人で持ち運びできる量に調整した。 Aダトニオ、プラスワンらのクーラーボックス(小)には、酸欠防止のためエアレーションをセット。 B転倒や飛び出しに備え、蓋をしっかりしめ、万が一?のため、ペットボトルに4リットル分の飼育水を用意。 C渋滞や気温の上昇を避けるため早朝に出発し、3時間30分ほどで到着。 D慎重に水あわせをして、魚達を、準備しておいた仮水槽に入れる。 *ここで一泊し、水槽と自分の引越しのため、再度埼玉へ戻る・・・(汗) |
3日後〜 | @水槽一式と自分の荷物の引越し。(引越し屋を頼んだら、長距離扱いで水槽と荷物は2日間となった。) A水槽一式が到着したら、定位置に設置し、すぐに水を張って水作りを開始。 B水作りに時間を掛けたいところだが、仮水槽があまりにも手狭で、チビ達が危険と感じ、その2日後に魚達を移動・・・。 C本水槽を稼動して1週間後、給餌を再開し、通常の飼育に戻った。 |
☆ポリプテルスについては『移動には強い』とマニアの方から伺っていたので、あまり心配はしなかったのですが、
ダトニオと、小さなプラスワン、クテノポマについては、水温の上昇と酸欠に注意しました。
また、大きさの違いによる事故も怖かったので、サイズによりクーラーボックスを分けました。
☆長野に到着後、最初の水合わせの際、水温差が約5度、水質にいたっては細かい成分やデータなど不明なため、
クーラーボックスと仮水槽の水を少しずつ混ぜて、時間を掛けて行いました。
☆私の場合、釣りで使うクーラーボックスやランディングネットなど、小物を持っていたことが幸いした面もあると思います。
☆魚を掬う際、大型魚は暴れて広範囲が水浸しになり、中小型魚はかなりハイスピードで逃げますのでご注意を・・・。
ダトニオは、最後にビビッて固まっているところをヒョイっと。ネットの中でも暴れないし意外と簡単でした(笑)
☆魚達は思った以上にたくましく、今も元気に泳いでいます。
無理をさせたかもしれないし、 慎重すぎたかもしれません。
生き物ですから、『その時、自分ができる最善策』を試みたつもりです^^
でも、もう引越しは懲り懲りです・・・。(笑)
これから引越しされる方の、少しでも参考になればと思い、記事にしてみました。